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模試診断

模試結果は「成績表」ではなく診断書。合格に近づく読み方と次の一手

模試は落ち込むためのものではなく、学習方針を修正する診断書です。見るべき

模試結果は「成績表」ではなく診断書。合格に近づく読み方と次の一手
処方メモ

今の不安を「努力不足」と決めつけず、診断できる課題に分けて読むと、次の一手が見えやすくなります。

模試の結果が返ってきたとき、多くの受験生は最初に偏差値と判定を見ます。そして、よければ安心し、悪ければ落ち込みます。しかし、それだけで終わるなら模試の価値は半分以下です。

京大M予備では、模試結果を「診断書」として扱います。偏差値は体温のようなものです。高い低いは分かりますが、それだけでは原因も治療法も分かりません。本当に見るべきなのは、どこで失点し、なぜ失点し、次に何を直すべきかです。

判定より先に見るべき3つの項目

まず見るべきなのは、科目別の得点差です。志望校に対してどの科目が足を引っ張っているのかを確認します。次に、単元別の失点です。数学なら確率なのか微積なのか、英語なら長文なのか文法なのかで、処方は変わります。

最後に、時間配分です。分かっていたのに解ききれなかったのか、そもそも理解が足りなかったのか。ここを分けることで、演習量を増やすべきか、基礎に戻るべきかが見えてきます。

失点には種類があります

失点は一つではありません。知識不足、理解不足、処理速度不足、読み間違い、答案作成の弱さ、緊張によるミスなど、原因は分かれます。すべてを「ケアレスミス」で片づけてしまうと、同じ失敗を繰り返します。

たとえば英語長文で点が取れない場合、単語を覚えればよいとは限りません。構文把握が遅いのか、設問の根拠を探す練習が足りないのか、本文のテーマに慣れていないのかを切り分ける必要があります。

模試後1週間が勝負です

模試結果を見たら、1週間以内に復習計画を立てます。解き直しは大切ですが、全問を同じ重さでやる必要はありません。合格点に直結する問題、今の自分が直せば伸びる問題、後回しでよい問題を分けます。

この優先順位づけが、京大M予備の診断型サポートの中核です。すべてを頑張るのではなく、今やるべきことから順に処方します。

保護者が見るべきポイント

保護者の方は、判定だけで叱らないことが大切です。模試は失敗を責める材料ではなく、次の作戦を立てる材料です。「どこが悪かったの?」ではなく「次に何を直せそう?」と聞くことで、本人も冷静に振り返りやすくなります。

模試は、合否を決めるものではありません。合格に近づくための診断です。結果を正しく読み、次の一手に変えられた人から、受験勉強は強くなります。